[NCPS2K関連情報][English][Info(www.bandstructure.jpへ)]

(Start, 4/19, 2002)(Update, 3/15, 2024)[Top]
目次 [先頭][Top]
"NCPS2K"とは
NCPSユーザー応援
(成果)[感謝]
2009年度及びそれ以降の予定
NCPS2K+のための準備、手順
ダウンロード可能なデータ
関連有用リンク

【重要なお知らせ】現在、NCPS2K配布用CD-R配布中。

"NCPS2K"とは[目次]

1995年度から始まった、ノルム保存型擬ポテンシャルデータベースの現 在の版の名称(Norm-Conserving PSeudopotential 2000[2K]:当初は、NCPS95だった)。現在も開発、整備、(配布)が行な われている。

(関連文献)
[0] 小林一昭、”第一原理計算で物質設計は、はたして可能か?(擬ポテンシャルデータベースの構築)”、無機材研ニュース、第155号(1996年1月)、2〜4頁.
[1] K. Kobayashi, in Proceedings of the International Workshop on Computer Modeling and Simulation for Materials Design(CMSMD'96), 96-101(1996).[PDF](PDF形式、164 kb←内容は当時のままですが、新たにLaTeXで再コンパイル+PDF化したものです)
[2] K. Kobayashi, Computational Material Science 14, 72(1999) [DOI: 10.1016/S0927-0256(98)00074-3](*).
[3] K. Kobayashi, MATERIALS TRANSACTIONS, Vol. 42, No. 11, 2153(2001).

(関連発表)
↑日本計算工学会での講演及びその論文集:小林一昭、”第一原理分子動力学法と擬ポテンシャルデータベースと物質設計”、日本計算工学会論文集、 第一巻、 47〜50頁(1996)
↑計算物質科学フォーラム研究会での講演(題目:「擬ポテンシャルデータベースNCPS97について」)、1999年11月19日、20日(日本大学)及び同報告書(14〜18頁)
↑CAMMフォーラム6月例会本例会(6/6、2003、午後)で講演
↑NIMS Conference 2012(6/5、2012、午後)でポスター講演(題目:"Norm-Conserving Pseudopotential Database (NCPS2K): To add Rare-Earth Elements")

NCPSユーザー応援[目次]

まず初めにNCPS利用ユーザー、グループ(研究室)に深く感謝する次第です。筆者の知る限り、少なくとも国内のいくつかのグループ(研究室)が、NCPSを利用し、成果(論文等)を上げておられます。その際、当該論文にNCPS関連論文を参考文献として挙げて頂いています。このことにも深く感謝する次第です。

NCPSが利用出来る第一原理電子構造計算コードasseにも感謝。
他に阪大(旧)広瀬研(現在は森川研)の実空間計算プログラムで使用されている。

(ユーザーの定義)
本データベース(NCPS95、97、2Kいずれでも)をお渡し、或いは送付した方々は、広い意味で”ユーザー”(=広い意味のユーザー)の範疇に入ると考えます。更に、本データベースを使って、何らかの成果(論文、講演発表、卒業研究など)を得た方々が、”狭義のユーザー”であると考えます。

(具体的な考え)
NCPSユーザーへの応援、支援を目的とした、各種情報提供、情報交換、交流などを検討しています。特に、2006年は筆者ウェブページ開設(←www.nirim.go.jp上でのページ、最初に開設したドメインは既に組織改編で存在しない)から10年目でした。
双方向性の充実:ユーザーからのNCPSへの要望、アイデア、企画などを吸い上げ、NCPSの更なる改良、充実に役立てる。
他にドキュメント等の説明(日本語、英語共)の充実化が必要。

(課題) (成果)
調べてみたところ、上記筆者によるNCPS関連文献[2]の被引用数が135(含む横断検索)あることが判明しました(3/1、2024)。引用していただいた論文135報(←横断検索による結果。おそらく本などからの引用4報分を含む)の内、筆者自身による引用は1報(2報の可能性あり)でした。残り133報は他のユーザー(グループ、研究室等)によるものでした(8/2、2021段階で、NCPS非利用での引用を数報程度以上確認)。これは大変ありがたいことです。NCPS利用ユーザーの方々には改めて深く感謝する次第です。

調査方法:ISI Web of Knowledge(Thomson Reuters)による逆引き調査の結果。

【被引用論文リスト】
google scholarにある"My Citations"による解析から得られた、被引用論文リスト(←公開ページ。被引用数は132〔3/15、2024現在〕〈←4/8、2019、数値復活を確認〉と、上記と値が異なります(現在は、偶然一致している)。引用に深く感謝。本ページにはアクセス出来ない可能性あり〔←調査中〕)。

(ユーザー紹介)
NCPSを利用し成果を上げておられるユーザーとして、阪大の(旧)広瀬先生のグループ(ここでの言及に関して、日本物理学会第61回年次大会にて許可をいただく。現在は森川研〔小野先生は筑波大→神戸大〕)、東京理科大学の渡辺先生のグループ(現在、アクセス不可。FADFT〔2007年8月〕にて許可をいただく)、阪大基礎工の高橋先生(東北大へ異動)のグループ[中野研](CMSセミナー〔2009年3月〕にて許可をいただく)があります。他にも利用していただいているグループがあります(まだここでの言及の許可をいただいていないため公表していません)。
阪大(旧)広瀬研(現在は森川研[小野先生]→筑波大小野研→神戸大小野研)で使用する実空間プログラムで、本データベースは使用されている(大変ありがたい)。関連資料(149kb、www.dyn.ap.eng.osaka-u.ac.jp/CMD/上のPDFデータ)←更にポテンシャルデータの扱い(変換データの公開については問題なし)について検討中(12/17、2009)。

(ユーザー情報の扱い)
公開、公表された情報(例:参考文献としての論文情報)などを除いて、ユーザーの許諾なしにNCPS利用、使用ユーザーの情報をここで掲載することはありません。ここら辺は現在更なる検討、調査を行なっています。

2009年度及びそれ以降の予定[目次]

NCPS2K+へのバージョンアップ
検討事項(達成度)
ドキュメント(説明文等)の充実(△)
パラメーター等の統一的表示(△)
擬ポテンシャルの更新(×→△)
Wigner以外のLDA表式による擬ポテンシャル作成(△)
希土類等、4f、5fへの対応(△)
擬ポテンシャル利用情報の提供(△)
他の擬ポテンシャル形式との相互利用の促進(×)
配布方法の再検討(△)←新たな方法を試す(更に検討中、12/17、2009)。
可能なら、ユーザーとの交流を深める(←情報交換、共有、△)
ユーザー応援ページの作成(←ここ、△)
ユーザーとの双方向性の充実(×)
↑残念ながら、ほとんど進捗がない状況↑

NCPS2K+のための準備、手順[目次]

関連するページ一覧
[http://www.bandstructure.jp/howtousencps95.html]
[http://www.bandstructure.jp/INFO/infoe.html]
[http://www.bandstructure.jp/INFO/info.html]
[http://www.bandstructure.jp/INFO/cd-r.html]
[http://www.bandstructure.jp/INFO/CD_R_dir.html]
[http://aml.nims.go.jp/staff/kobayak/INFO/POT/Sample.html](←aml.nims.go.jpは、既に閉鎖)
[http://www.bandstructure.jp/INFO/CD_R_fil.html]
[http://www.bandstructure.jp/readmee.html]
[NCPS2K_readmej.html](新版)
[http://www.bandstructure.jp/ncps97.html]
[../SAMP/NCPS2K+.png](png)
http://www.bandstructure.jp/SAMP/ncps2k.PNG(Disavailable)
[http://www.bandstructure.jp/SAMP/ncps953.png](png)
[http://www.bandstructure.jp/Table/simptab.html](Simple Periodic Table)
[http://www.bandstructure.jp/Legendre.html]
[http://www.bandstructure.jp/stnlspdf.html]
[http://www.bandstructure.jp/attn.html]
[]
↓ダウンロード可能なデータ↓[目次]
- 【公開】擬ポテンシャル数値データ -
数値データの形式は、CD-R版と同じです。
試作品(無保証):[Os_PZ_pcc.tar.gz](都合によりアドレス変更。バイナリデータ、tar+gzip、28 kb)←改良版Osの擬ポテンシャルデータ(LDA:Perdew, Zunger、 pcc考慮版)
試作品2(無保証):[Re_PZ_pcc.tar.gz](都合によりアドレス変更。バイナリデータ、tar+gzip、28 kb)←改良版Reの擬ポテンシャルデータ(LDA:Perdew, Zunger、 pcc考慮版)
試作品3(無保証):[Li_Wigner_pcc.tar.gz](バイナリデータ、tar+gzip、26.4 kb)←LiのTM版擬ポテンシャルデータ(LDA:Wigner、 pcc考慮版)
試作品4(無保証):[La_BH_pcc.tar.gz](バイナリデータ、tar+gzip、28.8 kb)←LaのTM版擬ポテンシャルデータ(LDA:von Barth, Hedin、pcc考慮版)
試作品5(無保証):[W_BH_pcc.tar.gz](バイナリデータ、tar+gzip、27.8 kb)←WのTM版擬ポテンシャルデータ(LDA:von Barth, Hedin、pcc考慮版、ゴーストなし、平衡格子定数〔a = 3.158 Å〕は、ほぼ実験値〔a = 3.16 Å〕と一致)
試作品6(無保証):[W_Wigner_pcc.tar.gz](バイナリデータ、tar+gzip、27.8 kb)←WのTM版擬ポテンシャルデータ(LDA:Wigner、pcc考慮版、ゴーストなし、平衡格子定数〔a = 3.19 Å〕が実験値より1%ほど長い)
試作品7(無保証):[P_Wigner.tar.gz](バイナリデータ、tar+gzip、18.2 kb)←PのTM版擬ポテンシャルデータ(LDA:Wigner、ゴーストなし、平衡格子定数〔a = 2.46 Å〕が実験値より0.6%ほど短い)
試作品8(無保証):[newMg_pcc.tar.gz](バイナリデータ、tar+gzip、28 kb)←MgのTM版擬ポテンシャルデータ(LDA:Wigner、PCCあり、ゴーストなし、TiN/MgO界面での格子不整合が、従来の3.7 %から1.4 %に向上した版)
試作品9(無保証):[S_wigner.tar.gz](バイナリデータ、tar+gzip、18.3 kb)←SのTM版擬ポテンシャルデータ(LDA:Wigner、PCCなし、ゴーストなし)
試作品10(予定)
試作擬波動関数1(無保証):[psw_051815.tar.gz](バイナリデータ、tar+gzip、201.4 kb)←Al,As,B,Co,Cu,Mg,N,O,Sb,Si,Te,Tiの擬波動関数データを格納。データのフォーマットは、"WRITE (15,*) MESH,NMES,DX,RAD,WFS,WFP,WFD"で書き込みした結果を先の元素の順で格納。
(12/17,2015)Pseudo-wave functions (s, p and d) for Al, As, B, Co, C, Cu, Fe, Mg, Mn, N, O, Sb, Si, Te, Ti and Y. [psw_121715.tar.gz](tar+gzip, 283.4 kb) [No Warranty](1/4、2017:改訂)
試作擬波動関数2(無保証):[psw_122816.tar.gz](バイナリデータ、tar+gzip、252 kb)←Ga,Ta,Zr,V,Zn,W,Tl,Se,Ru,Rh,Tc,Os,Pd,Pb,Nb,Moの擬波動関数データを格納。データのフォーマットは、"WRITE (15,*) MESH,NMES,DX,RAD,WFS,WFP,WFD"で書き込みした結果を先の元素の順で格納。
試作擬波動関数3(無保証):[psw_122717.tar.gz](バイナリデータ、tar+gzip、160 kb)←Cr,Bi,Be,Ca,Sr,Hf,Ir,Pt,Au,Poの擬波動関数データを格納。データのフォーマットは、"WRITE (15,*) MESH,NMES,DX,RAD,WFS,WFP,WFD"で書き込みした結果を先の元素の順で格納。←(注)Caの擬波動関数データに誤りあり(9/14、2020)。
試作擬波動関数4(無保証):[psw_122618.tar.gz](バイナリデータ、tar+gzip、423 kb)←Sc,Ni(MJW),Ag,Cd,Ge,P,Re(PZ),H,Li,K,Rb,Cs,F,Cl,Br,I,He,Ne(No_pcc,pcc),Ar(No_pcc,pcc),Kr(No_pcc,pcc),Xe(No_pcc,pcc)の擬波動関数データを格納。データのフォーマットは、"WRITE (15,*) MESH,NMES,DX,RAD,WFS,WFP,WFD"で書き込みした結果を先の元素の順で格納。
↑統一出来る部分はまとめる。散らばっているパラメーターもまとめる。↑

(参考ページ)
[NCPS2K+]
[NCPS95,97,2K]

関連有用リンク[目次]


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