連載：”徹底解剖 第一原理計算”の支援ページ（試作版） [Top][総合索引]

• ＜連載記事の閲覧、入手方法＞
• [1]所属する大学、研究機関等の図書館に雑誌「金属」があれば、それを閲覧する（「金属」、２００９年１０月号〜２０１０年９月号）。
  
  
• [2]アグネ技術センターでバックナンバーを注文（注文のご案内[ページ]）する。この場合、勿論有料であるし、在庫切れの可能性もある。また全ての連載記事を入手するためには、１２ヶ月分を注文する必要がある（全部だと高額かつ、全てを揃えることが出来ない可能性が高い）。詳細は当該注文案内ページ参照。
  
  
• [3]以下にある、J-GLOBAL(JST)のページではPDF等の原稿公開は行なわれていない。J-GLOBALページ(JST)の案内から辿れるページからオフラインで閲覧出来る可能性はある（例：複写サービスのページ〔有料〕あり）。筆者も詳細はよく知らない（ので各自で確認して欲しい）。
  
  
• ＜これまでの連載記事一覧＞
• 小林一昭、「徹底解剖 第一原理計算：第一回”とっかかり”」、金属、第７９巻、第１０号（２００９年１０月号）、７５頁（日本語）、[情報](J-GLOBAL, jst)
• 小林一昭、「徹底解剖 第一原理計算：第二回”原子から固体へ”」、金属、第７９巻、第１１号（２００９年１１月号）、７３頁（日本語）、[情報](J-GLOBAL, jst)
• 小林一昭、「徹底解剖 第一原理計算：第三回”ポテンシャル”」、金属、第７９巻、第１２号（２００９年１２月号）、５４頁（日本語）、[情報](J-GLOBAL, jst)、関連ページ：[擬ポテンシャル関連情報]
• 小林一昭、「徹底解剖 第一原理計算：第四回”バンド計算で使われる単位と全エネルギーの相対差”」、金属、第８０巻、第１号（２０１０年１月号）、６３頁（日本語）、[情報](J-GLOBAL, jst)
• 小林一昭、「徹底解剖 第一原理計算：第五回”第一原理って”」、金属、第８０巻、第２号（２０１０年２月号）、４５頁（日本語）、[情報](J-GLOBAL, jst)
• 小林一昭、「徹底解剖 第一原理計算：第六回”収束するとは？”」、金属、第８０巻、第３号（２０１０年３月号）、６７頁（日本語）、[情報](J-GLOBAL, jst)
• 小林一昭、「徹底解剖 第一原理計算：第七回”E_k、E_tot、ρ(r)が求まれば後は''おまけ''”」、金属、第８０巻、第４号（２０１０年４月号）、５９頁（日本語）、[情報](J-GLOBAL, jst)
• 小林一昭、「徹底解剖 第一原理計算：第八回”各種方法論（全電子法、ＣＰ法など）”」、金属、第８０巻、第５号（２０１０年５月号）、５７頁（日本語）、[情報](J-GLOBAL, jst)
• 小林一昭、「徹底解剖 第一原理計算：第九回”計算上の落し穴（問題点）”」、金属、第８０巻、第６号（２０１０年６月号）、５８頁（日本語）、[情報](J-GLOBAL, jst)、関連ページ：[筆者の個人的な経験によるデバッグの仕方]
• 小林一昭、「徹底解剖 第一原理計算：第十回”高速化と並列化と電子計算機”」、金属、第８０巻、第７号（２０１０年７月号）、６３頁（日本語）、[情報](J-GLOBAL, jst)、関連ページ：[高速化手法]
• 小林一昭、「徹底解剖 第一原理計算：第十一回”参考資料紹介”」、金属、第８０巻、第８号（２０１０年８月号）、７７頁（日本語）、[情報](J-GLOBAL, jst)
• 小林一昭、「徹底解剖 第一原理計算：第十二回”まとめ”」（最終回）、金属、第８０巻、第９号（２０１０年９月号）、６６頁（日本語）、[情報](J-GLOBAL, jst)← これで連載終了（関係各位に深く感謝）

連載終了以降見つかった誤植、間違い等の修正点

• 【補足・補完】
• 連載第二回、連載第四回、連載第十回の題目は、連載第一回で予告したものと異なっている。
• 連載第十二回の参考文献３）は、印刷中(in press)であったが、それは現在[刊行]（出版）されている。
• CiNiiやJ-GLOBAL上で、そのままで得られる情報は書誌情報等程度である。連載の内容の閲覧は不可となっている。
• 連載第四回にあった単位換算に関する表の拡張版（png形式、220 kb、無保証）を作成した（７／１２、２０１１）（更新：８／１、２０１２）（更新：１０／２３、２０１３[第１３回NIMSフォーラム版]）。
• 第十回の補足：”高速化”に関して、きゅうきゅうに最適化された計算プログラムでない限り、そのプログラムの実行が（とても）遅いと感じたとしても、（プログラムそのものに修正、変更を加えること無しに〔あっても若干の修正、変更〕）まだ１倍半か２倍（かそれ以上）速くさせることが可能な場合がある（８／２２、２０１１）。←マシンを速いものに変える、コンパイラの性能を上げる、より速い科学技術計算ライブラリを選択する（特にFFT）、コンパイル時の最適化のレベルを上げる（-o1 → -o3）等々、手はいろいろある（はず）。[参考ページ]
• 連載は、既に終了している（関係各位に深く感謝）。
• 最近、当該連載記事を読んだ方がいることが判明した。（これまで内輪以外でそのような話が皆無だったこともあり）これは大変ありがたいことである（１１／４、２０１１）。
• 更に一名、読者の存在を確認（１１／２１、２０１１）。←感謝
• 最近、別刷を一名の方にお渡しする（４／２８、２０１４）。←感謝
• 【注意】これまでの連載で紹介した、オンライン情報（ウェブサイト、ウェブページ等）へのアクセスにおいて、サイト、ページによっては意図しない広告等が表示されたりする可能性があります。またオンライン上での検索結果へのアクセスの際も、十分に注意して下さい（場合によって怪しいページなどが検索結果に含まれる可能性がある）。
• 関連情報１：[用語集][バンド計算関連情報][問答集][バンド構造図集]
• 関連情報２：[最近やらかしたバグ、失敗][並列化(VPP)][並列化(OpenMP)]
【問い合わせ、質問等に関して】
• 現在、対応を検討している。将来別ページを新設して対応する可能性もある。
• 質問等への回答は原則として本サイト上で行なう。匿名希望、筆名希望、有名希望（実名希望のこと）の場合はその旨明記して欲しい。既定値は匿名希望である。
• 匿名希望であっても、質問する電子メイル（その他手紙等）には所属（かそれに相当するもの）と名前を明記して欲しい。完全な匿名による質問等は受付出来ない。
• 質問は原則として、連載の内容に対してものとする。それ以外の第一原理計算（バンド計算）に関する一般的な質問は、問答集を参照して欲しい（”問答集”にない場合は、申し訳ないが対応出来ない）。
• 具体的な対応開始は、連載終了以降になると思われる（現在、対応を開始している）。
• 質問と回答（随時受付中）
• 「余命沢山の材料屋」氏による質問（２件）
• （１）第一原理計算によって、ある人は直接遷移型バンドギャップを予測し、別の人は間接遷移型バンドギャップを予測した物質にはどんなものがあるのか、それは最終的にはどちらに軍配が上がり、間違った計算結果を与えた理由は何であったかと業界では考えられているのか。たとえば、InNがその一例でないかと思うのですが。
• （回答）筆者は最初、理論と実験との不一致と思っていたのですが、理論同士の不一致の話でした。ただ、筆者はInNの事例を知りません。それ以外でも直接、間接の不一致の事例を具体的に知りません。このため申し訳ないですがこれ以上の言及は出来ません。
• （２）連載第９回（６月号掲載）にあることですが、バンド計算において、スピン軌道相互作用を考慮にいれるか入れないかの判定基準は、皆さん、どのようにされているのですか？
• （回答）一般論としては、重い元素を扱う場合に、相対論効果が効いてくるので（相対論効果の一つである）スピン軌道相互作用を考慮しなければならなくなる。ただ、どのくらい重ければという明確な基準はない。ケースバイケース（その場合々々による）と言う他ない。スピン軌道相互作用により軌道（バンド）が分裂するが、構造最適化（安定構造を求めること）に対してはあまり影響ない場合が多い。また、最近流行りのスピントロニクス分野では、電子の軌道とスピン、或いは外部磁場との相互作用が重要で、その場合は元素の軽い重いとは無関係である。参考文献として、「応用物理」、第７９巻、第９号（２０１０年９月号）、８３７頁、基礎講座：”ホールって何？”、佐藤勝昭著の６節「価電子帯はなぜ複雑な形？」を挙げておく。